まやまやのひきこもり脱出記

ひきこもり脱出記

ひきこもり脱出記~苦しいけど死にたいわけではない

毎日死にたいと思う 身体が鉛のように重く、頭は同じことばかりぐるぐる考えてぼんやりしている。目の前の勉強をやろうとしても、何も頭に入っていかない。やるべきことが何もできなくて、自責の時間が延々と続く。とにかく、苦しい。深い海に潜らされて、全…

ひきこもり脱出記〜昼夜逆転

朝は罪悪感の時間 朝、皆んなが学校や職場へ出ていく時間は罪悪感を感じる時間だった。昨日も何も手につかずに一日終わってしまった自分への嫌悪感や落胆のまま朝を迎えた上に、全く無気力で何もする気が起きないからだ。慌ただしく出掛けていく人たちとは全…

ひきこもり脱出記〜身体を疲れさせる効用

生粋の文化系(not 体育系) 私は小中高全て文化系の部活動をしてきた上に、趣味も全部インドアで、全く運動をする習慣がありませんでした。起きている間は頭はフル回転で常に何かを考えていました。自分のこと、家族のこと、友人のこと、勉強のこと、将来の…

ひきこもり脱出記〜人に会いたいのに怖くて会えない

人生の転機となる小説家との出会い 机上での勉強が全く手につかなくなり自分を疎ましくさえ思っていた私は、ある小説家の逝去をテレビで知り、その日からその人の書籍を読み漁るようになりました。狐狸庵先生こと遠藤周作さんの作品です。 受験勉強には全く…

ひきこもり脱出記~部屋中をうろうろせずにはいられない

私の中だけで起こった衝撃的な変化 家族がみんな出かけると、私は途端に1LDKの狭い仮住まいの中を、端から端まで、ひたすらぐるぐると何週も歩き回りました。決して楽しくてやっているのではないのですが、立ち止まると恐怖が襲って来るからです。その恐怖…